MA&ましまろ

ツイッターで知った嬉しいお知らせ。

 

10月末に都内で挙げられた、MAさんとましまろさん。

FTMとパートナーの女性、というカップルさんです。

可愛い息子さんもいらっしゃいます。

 

おめでとうございます!いつまでもお幸せに!

MAさん&ましまろさん、おふたりから、どんな結婚式だったか、結婚式のポイントは何か、うかがいました。

 

ましまろ:

息子を含めて家族3人で写真を撮る簡単なものでした。

以前は結婚式をやりたいと思っていましたがもう3年も3人で生活していますし、形式にとらわれず記念に写真を残しておくというのもいいアイデアだと思って。

また、スタッフの方々には特にセクシュアルマイノリティだとは言わず、ごくふつうに申し込みました。

 

 

MA:

何人かの女性とお付き合いしましたが、最後に行き着くのはどちらかともなく出てくる「子供が欲しい」という言葉…

次に付き合うなら子供のいる人がいい、そう心のどこかに決めていたのだと思います。

 

新婦とは会社関係のパーティで知り合いました。

彼女は完全なノンケでしたが、LGBTへの理解がありました。

その後、何度か会う中で、彼女は、私が身体は女性なのに心が男性であることを理解しようと努めてくれました。

図書館でセクシュアルマイノリティの本を借りて読むなど、熱心に私のことを理解しようとしてくれました。

 

今思えば、こういう理解のある人との出会いのチャンスを拡げる意味でも、日頃から自分の性をオープンにしていたことは、良かったと思います。

カミングアウトをする相手の方が、多様性を理解できるかどうか、懐疑的・拒否的な反応があるかどうか、悶々と悩んでいた頃もありました。

でも、年を重ねるにつれ、人は、人のことを、いい意味でも悪い意味でも、それほど深く真面目に捉えていない、と割り切れるようになったのです。

最初は「うぅ、そういう話は」と拒否していた会社の先輩も、今では我々家族のことを理解してくださっているようです。

逆に、分かってくれた風な上司は、実は「女と女のレズビアンカップル」と区別がついていなかったりして、私のことを「she」で呼んだりしますから。

 

2011年、一緒に暮らし始めてすぐに、結婚式の下見に、20箇所ほどまわりましたが、ピンと来る場所が一件だけで、プランや価格が希望に合いませんでした。

それで、1日で数百万使うくらいなら家を建てたら?という私の母のアドバイスをもとに、2012年10月に新居が完成。

それから1年経ち、「結婚パーティはいつやるの?」と息子が言ってくれたことをきっかけに、記念に写真だけでも、と計画。

 

本番に向けて、新婦はエステへ通い、ダイエットをし、ドレスを選び、というごく普通のことを、普通にやる。

 

どんなマイノリティの方でも、自分が普通に幸せになれることを人一倍強く望みながら、でもどこかで、自分にはそんな資格はない、と思ってしまっている。

 

希望と不安のはざまで過ぎていく時間の中で、本当に理解し合える相手と出会い、共に過ごす、奇跡のような時間の、ほんの、でも特別な一コマとしてウェディング写真は忘れられない思い出となりました。

 

 

私(assam)も、若いころ、相手に「子どもが欲しい」とよく言われ、相手が子どもを得るために異性と結婚したがるのではないか、といつも怖れていました。

 

「次に付き合うなら子どもの居る人がいい」

これは、私がたどりついた結論でもあったので、MAさんのこのコメントにぐっときました。

 

息子くんをはさんだ、この3人の幸せそうな写真に、思いの深さを感じます。

どうぞ、本当にお幸せに!